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【厳選】Webデザイナーの本選びで迷ったらこれ!段階別の必読書を徹底紹介

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  • デザイン・マーケティング
  • 著者:T.I
  • 最終更新日:2026/06/18
  • 投稿日:2026/03/20
【厳選】Webデザイナーの本選びで迷ったらこれ!段階別の必読書を徹底紹介

Webデザイナーを目指して学習を始めようと思ったとき、まず手に取るのが「本」ではないでしょうか。しかし、いざ書店やネットショップを覗いてみると、あまりに多くの本が並んでいて「どの本が本当に自分に合っているのか」「初心者が1冊目に選ぶべき本はどれか」と、本選びで立ち止まってしまう方も少なくありません。Amazonのレビューだけを見比べても、★の数や一言コメントだけでは自分のレベルに合うかどうかは判断できず、結局何冊もタイトル買いをして本棚に積んでしまうケースも多く見られます。

Webデザイナーの世界は、デザインの理論から配色、フォント、さらにはHTMLやCSSといったプログラミング領域まで、学ぶべき範囲が非常に広いです。そのため、自分の現在のレベルや目的に合わない本を選んでしまうと、内容が難しすぎて挫折してしまったり、逆に基礎すぎて実務に活かせなかったりすることもあります。例えば、コーディングの経験が一切ない状態で「実務で通用するコーディングテクニック集」のような中級者向けの本を購入してしまうと、最初の数ページで専門用語の壁にぶつかり、本を閉じてしまう方が少なくありません。Webデザイナーとしての第一歩をスムーズに踏み出すためには、正しい順番で適切な本を選ぶことが極めて重要です。まずはwebデザイナーの基本を整理し、自分に必要な知識の優先順位をつけてみましょう。

本記事では、Webデザイナー初心者の方が迷わずに学習を進めるための「段階別のおすすめ本」を厳選して紹介します。それぞれの本がどのようなスキルに特化しているのか、どのように読み進めれば効率的なのかを、プロの視点から具体的に解説します。さらに、本選びで失敗しないための判断基準や、独学につきものの失敗パターンとその改善策、状況別の本の組み合わせまで網羅していますので、この記事を読めば、あなたにとって最適な「Webデザイナーの教科書」が見つかり、最短距離で実務レベルのスキルを伸ばせるようになるはずです。理想のキャリアへ向けて、失敗しない最初の一冊を選んでいきましょう。

目次

Webデザイナーが本で学ぶメリット

最近では動画学習やスクールも充実していますが、Webデザイナーが「本」で学ぶことには、他にはない大きなメリットがあります。それは「体系的な知識を、自分のペースで深く習得できる」という点です。動画教材の場合、1本あたり10時間以上のボリュームになることも多く、自分が今どこを学んでいるのか全体像をつかみにくいという弱点があります。一方、本であれば目次を見るだけで全体の構成が一覧でき、通勤時間や休憩時間の15分でも「今日はこの章を読む」と区切って進められます。

例えば、ネット上の記事や動画は断片的な情報になりがちですが、Webデザイナー向けの良書は、専門家が膨大な時間をかけて情報を整理し、初心者がつまずかないような構成で作られています。基礎から応用までが1本の線で繋がっているため、知識の「抜け漏れ」を防ぐことができます。また、Webサイトの制作現場では「なぜこの配色にしたのか」「なぜこのフォントを選んだのか」といった論理的な根拠を求められます。本はこうした「デザインの理由(ロジック)」を深く言語化しているため、Webデザイナーに必要な思考力を鍛えるのに最適です。独学で進める場合は特に、webデザイナーの勉強方法として信頼できる書籍を学習の軸に据えるのが最も効率的です。

さらに、本は手元に置いておける「辞書」としての機能も果たします。制作中に「あのコードの書き方はどうだったかな」「このレイアウトの黄金比を再確認したい」と思ったとき、信頼できる本が1冊あるだけで、検索の迷宮に迷い込むことなく作業を進められます。実際、付箋やインデックスを貼った1冊を手元に置いているWebデザイナーは多く、ネット検索よりも早く必要な情報にたどり着けると感じている人も少なくありません。Webデザイナーにとって、優れた本は一生の資産になるといっても過言ではありません。

Webデザイナー初心者におすすめの本の選び方

自分に合った本を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。Webデザイナー初心者の方が失敗しないための選び方を3つ紹介します。あらかじめwebデザイナーの始め方を理解しておくと、本の取捨選択がよりスムーズになります。

出版年が新しいものを選ぶ

Web業界の技術革新は非常に速いです。特にコーディング(HTMLやCSS)に関する本や、デザインツールの解説本を選ぶ際は、できるだけ最新の版を選んでください。出版から3年以上経過した本だと、現在では推奨されていない書き方が載っていたり、FigmaやPhotoshopなどのツール画面が現行バージョンと大きく異なっていたりすることがあります。Webデザイナーとして現代の標準(スタンダード)を身につけるために、ここ1〜2年に出版されたもの、あるいは改訂版が出ているものを選ぶのが基本です。判断に迷ったら、出版社の公式サイトで「改訂版」や「第2版」と表記されているかを確認するのも有効な方法です。

図解やサンプルが豊富なものを選ぶ

Webデザイナーは「視覚」を扱う仕事です。文字ばかりで解説されている本よりも、良い例(Before)と悪い例(After)が比較画像とともに載っているような、図解の多い本を選びましょう。「なぜこのデザインが美しく見えるのか」を視覚的に納得しながら進める本こそが、Webデザイナーのセンスを論理的に育ててくれます。こうした論理的思考は、webデザイナーに向いてる人に共通する資質でもあります。書店で実物を確認できる場合は、見開き2ページにつき図解や画像がどの程度入っているかを目安にチェックしてみてください。

今の自分の知りたいことに絞る

いきなり「これ1冊で全部わかる」といった百科事典のような本を買うと、情報の多さに圧倒されて挫折の原因になります。まずは「デザインの基礎理論を知りたい」のか、「Photoshopの使い方を覚えたい」のか、それとも「HTMLを書きたい」のか、今の目的を明確にしましょう。Webデザイナーに必要なスキルを細分化し、1冊ずつステップアップしていく方が、確実に成長を実感できます。目的が定まらない場合は、まず入門編の本で全体像を把握してから、自分が苦手だと感じた分野の本を追加するという順番がおすすめです。

本のレベルを見極める判断基準

同じ「初心者向け」と書かれている本でも、実際の難易度には大きな差があります。ここでは購入前にチェックしておきたい判断基準を整理しました。あくまで一般的な目安であり、最終的な判断は本人の現在のスキルレベルと目的に応じて行う必要があります。

チェックする観点 確認方法 判断のポイント
対象読者の記載 表紙カバーや「はじめに」のページを確認する 「未経験者向け」「実務経験者向け」など、自分の現状と一致しているかを確認します。
目次の専門用語の量 目次を見て、知らない単語がどれくらいあるか数える 知らない単語が半分以上ある場合は、レベルが合っていない可能性があります。
サンプルデータの有無 付属データやダウンロードコードの配布があるか確認する 実際に手を動かして学べる本かどうかは、学習効率に直結します。
著者の実務経験 著者プロフィールや所属を確認する 現場での実務経験が明記されている本は、内容の実用性が高い傾向にあります。
ページ数とボリューム 総ページ数と価格のバランスを見る 1冊で多くを学びたい場合は分厚い本、1テーマを深く学びたい場合は薄めの専門本を選びます。

これらの基準はあくまで購入時の目安です。実際に書店で立ち読みができる場合は、本文を1〜2ページ読んでみて「内容がすっと頭に入るかどうか」を最終的な決め手にすることをおすすめします。

Webデザイナーにおすすめの本【入門編】

Webデザイナーとしての全体像を掴むために、まずは業界の仕組みや「Webサイトができるまで」をやさしく学べる本がおすすめです。専門用語にアレルギーを持たないよう、イラスト中心のものを選びましょう。将来的にwebデザイナーへ転職を考えているなら、業界の構造を網羅した本から入るのが賢明です。

入門書として不動の人気を誇るのが、『いちばんやさしいWebデザインの教本』のようなシリーズです。Webデザイナーが普段どのようなタイムスケジュールで、どんなツールを使い、ディレクターやエンジニアとどう連携して仕事をしているのかが豊富な図解で語られています。いきなり技術を磨くのではなく、Webデザイナーという仕事の「地図」を手に入れることで、その後の学習の目的意識がはっきりします。

また、最近では『1冊ですべて身につくWebデザイン入門』のように、デザインとコーディングの両方を広く浅く1冊に凝縮した本も人気です。この段階では、100%理解しようとしなくて大丈夫です。「Webサイトってこんな風に作られているんだ」という全体像を把握し、ワクワク感を感じることが、Webデザイナーへの第一歩として最も大切です。1冊読み終えた時点で、自分がどの分野(デザイン理論・配色・コーディングなど)に興味を持ったかをメモしておくと、次に読む本を選びやすくなります。

Webデザイナーにおすすめの本【デザイン編】

Webデザイナーの本質は「情報を美しく、正しく伝えること」にあります。センスを磨くのではなく、「デザインのルール」を学べる本を手に取りましょう。プロが大切にするwebデザイナーの極意も、こうした基礎理論の積み重ねの上に成り立っています。

デザインの4原則を学ぶ

世界中のWebデザイナーがバイブルとしているのが、『ノンデザイナーズ・デザインブック』です。タイトルの通りデザイナーではない人向けに書かれていますが、Webデザイナーを目指すなら必読の1冊です。デザインを構成する最小単位のルールである「デザインの4原則」を学ぶことで、素人っぽさのない洗練されたデザインが論理的に作れるようになります。

原則名 目的と効果
近接(Proximity) 関連する項目を近づけて配置し、情報のグループ化を行う。
整列(Alignment) 要素に視覚的な関連性を持たせ、ページ全体に一体感と規律を生む。
反復(Repetition) デザイン上の特徴を意図的に繰り返すことで、一貫性とリズムを作る。
コントラスト(Contrast) 情報の優先順位を明確にし、読者の目を惹きつけるフックを作る。

例えば、お問い合わせフォームのラベルと入力欄が離れていると「近接」の原則に反し、ユーザーはどの項目に何を入力すべきか迷ってしまいます。逆に、関連する要素を近づけるだけで、ユーザーは説明文を読まなくても直感的に操作できるようになります。こうした小さな改善の積み重ねが、Webデザイナーとしての評価を高めていきます。

配色とタイポグラフィを磨く

色選びに迷うWebデザイナーには、『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色』といった本が役立ちます。色の比率(ベースカラー・メインカラー・アクセントカラー)によってサイトの印象がどう変わるかを視覚的に学べます。また、文字(フォント)の扱いを学べる本も重要です。Webデザイナーは、1ピクセルの余白や文字の行間ひとつでサイトの信頼性をコントロールする仕事だからです。行間が狭すぎると窮屈な印象になり、広すぎると要素同士の関連性が伝わりにくくなるため、本に載っている数値の目安(例えば行間を文字サイズの1.5〜1.7倍程度にするなど)を実際に自分のデザインで試してみることが理解を深める近道です。

UI/UXの基本を知る

見た目の美しさだけでなく、「使いやすさ」を設計するのもWebデザイナーの基本です。『なるほどデザイン』のように、情報を整理して形にするプロセスが可視化されている本は、思考のトレーニングに最適です。ユーザーが迷わずにボタンを押せる配置、ストレスを感じない画面遷移など、Webデザイナーとしての論理的思考を育ててくれます。特に、ボタンの大きさや配置場所、クリックできることが一目でわかる色使いといった具体的な事例を解説した本は、実務にそのまま活かしやすい内容です。

Webデザイナーにおすすめの本【コーディング編】

デザインをWeb上で動かすためには、HTMLやCSSといったコーディングの知識が不可欠です。Webデザイナーを目指すなら、実際に自分のPCでコードを書きながら学べる本を選びましょう。もし独学に限界を感じたら、プロに直接学べるwebデザイナーのスクールを併用するのも一つの手です。

初心者に圧倒的に支持されているのが、『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』です。1つのカフェのサイトを、ゼロから完成させるまでの手順が丁寧に解説されています。Webデザイナーにとって最も挫折しやすいのが「コードが正しく反映されない」ことですが、この本はつまずきやすいポイントが先回りして説明されているため、独学でも安心です。自分のPC上でサイトが出来上がっていく感覚は、Webデザイナーとしての自信に直結します。

さらにステップアップしたいWebデザイナーには、『デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本』なども親しみやすいでしょう。基本のタグの書き方だけでなく、スマートフォンでも美しく表示される「レスポンシブデザイン」の作り方が載っている本を選ぶのが現代のWebデザイナーの必須条件です。文法を暗記するのではなく、「どうすれば思った通りの見た目になるか」という仕組みを本で理解しましょう。コードを打ち込んでも画面が崩れる場合は、まずブラウザの検証ツール(デベロッパーツール)でどの行が反映されていないかを確認する習慣をつけると、原因特定のスピードが格段に上がります。

Webデザイナーにおすすめの本【実践・応用編】

基本をマスターした後は、より実務に近い、現場で通用する「プロの技」が学べる本へと移ります。Webデザイナーとしてのクオリティを一段階引き上げるフェーズです。デザインの質と提案力が上がれば、結果としてwebデザイナーの高単価案件につながる可能性も高まりますが、案件の単価は経験やポートフォリオ、案件の条件によって変動するため、本を読んだだけで必ず単価が上がるわけではない点には留意しておきましょう。

例えば、レイアウトに特化した『Webデザイン良質見本帳』のような本は、目的別・印象別のデザイン事例が豊富に掲載されています。Webデザイナーが実際の案件を受ける際、「信頼感のあるコーポレートサイトにしたい」「女性向けの華やかなサイトにしたい」といった要望に対し、具体的な引き出しを増やしてくれる1冊です。成功事例を分析し、なぜそのデザインが良いのかを言語化する力は、プロのWebデザイナーに欠かせない資質です。

また、ツールの使いこなしを極める本も必要です。PhotoshopやIllustrator、最近ではFigmaの解説本なども、Webデザイナーの作業スピードを上げるために有効です。こうしたツール解説本を活用する際は、webデザイナーのパソコン環境やショートカットキーの設定も本と合わせて見直しておくと、学んだ操作をそのまま作業効率の向上につなげやすくなります。テクニック集をパラパラと眺めるだけでも、「こんな表現ができるんだ」という発見があり、デザインの幅が格段に広がります。

独学Webデザイナーが陥る失敗パターンと改善策

本を使って独学する際、多くの初心者が同じような壁にぶつかります。これは特定の個人だけに起こることではなく、独学で学ぶWebデザイナーに広く見られる典型的なパターンです。あらかじめ失敗パターンを知っておくことで、学習効率を下げずに進めることが可能です。

本を読んで満足してしまい一度もソフトを触らない

本を読むことは知識の蓄積になりますが、Webデザインは「技術」です。画面を見ているだけでは、ツールの操作感やコードの挙動を体感することはできません。

改善策

読書時間を「知識3:実践7」の割合に固定してください。1章読んだら、必ずその内容をデザインツールやエディタで実際に再現する習慣をつけることが大切です。例えば、配色の章を読んだら、その本に載っている配色パターンをそのまま使って架空のバナーを1枚作ってみる、といった小さなアクションが効果的です。

1冊の内容を完璧に理解しようとして進みが遅くなる

専門書には難解な用語も多く、最初から100%理解しようとすると高確率で挫折します。立ち止まりすぎると全体像が見えず、学習のモチベーションも維持できません。

改善策

まずは6〜7割の理解で最後まで読み進める「1周目」を優先しましょう。最後まで読み終えて全体像が見えると、前半でわからなかった部分が後から自然と繋がることが多いです。1周目はノートを取らずにとにかく読み進め、2周目で気になった箇所だけ深く掘るという「2段階読み」も有効な方法です。

古い中古本で学習し最新ツールとの違いに混乱する

安価な中古本は魅力的ですが、Web業界においてはリスクになります。数年前のコーディング手法は現在の実務では非推奨(レガシー)となっているケースが多々あるためです。

改善策

技術書は将来への投資だと考え、できるだけ新品の最新版を購入してください。ツール画面のキャプチャが最新であることは、初心者が迷わないための絶対条件です。中古で購入する場合は、最低限「出版年」と「対応しているツールのバージョン」を確認し、明らかに古い情報しか載っていない本は避けるようにしましょう。

何冊も購入して結局どの本も最後まで読み終えない

本選びに熱心になるほど、つい複数冊をまとめて購入してしまいがちです。しかし、複数の本を同時に読み進めると、それぞれの本で説明の順序や用語が異なるため、頭の中で情報が混乱してしまうことがあります。

改善策

基本的には「1テーマ1冊」を意識し、今読んでいる本を読み終える、あるいは実践を終えるまでは次の本に手を出さないルールを決めておくと安心です。買っておきたい本は、付箋やメモでリスト化しておき、読む順番をあらかじめ決めておくと迷いがなくなります。

状況別で選ぶ最適なWebデザイン本の組み合わせ

あなたのライフスタイルや目標に合わせて、最初に揃えるべき本の組み合わせを紹介します。以下はあくまで一般的な傾向に基づいたモデルケースであり、実際の学習効果や成果は個人の取り組み方や経験、案件の状況によって異なる点をご了承ください。

ターゲット おすすめの組み合わせ 学習のポイント
会社員(副業志望) 入門書1冊 + コーディング特化本1冊 平日は通勤時間で入門書を読み、週末に集中して「動くサイト」を作る経験を優先します。短期間で実践に移れる構成の本を選ぶことがポイントです。
主婦・主夫(在宅志望) デザイン理論本1冊 + バナー制作見本帳1冊 まずは需要の高い「バナー広告」や「LP制作」に絞り、デザインの引き出しを増やします。在宅での作業時間が限られる場合は、1テーマごとに完結する本を選ぶと進めやすくなります。
学生(就職・転職志望) デザイン4原則本 + 網羅的な技術書 + UIUX本 就職活動のポートフォリオで評価されるよう、基礎理論と最新技術の両面を深く学びます。在学中に複数冊をじっくり読み込める時間的余裕を活かすのがおすすめです。

Webデザイナーの本選びでよくある誤解を解消

本選びに関しては、初心者の方が陥りやすい誤解がいくつかあります。誤った思い込みのまま本を選んでしまうと、せっかくの学習時間を無駄にしてしまう可能性があるため、ここで整理しておきましょう。

誤解1 ページ数が多く分厚い本ほど学習効果が高い

実際は、分厚い本は「広く浅く」網羅的に書かれていることが多く、1冊だけで深い実務スキルが身につくとは限りません。むしろ薄めの専門書を複数冊組み合わせる方が、各分野を深く理解できる場合があります。

誤解2 有名な本やベストセラーを買えば自動的にスキルが身につく

本はあくまで知識を整理して提供してくれる教材であり、読むだけでスキルが自動的に身につくわけではありません。前述の通り、本で得た知識を実際に手を動かして再現する工程がなければ、内容は定着しにくいです。

誤解3 値段が安い中古本であれば新品と内容面の差はほとんどない

デザインの基礎理論を解説した本であれば差は小さいですが、コーディングやツール解説本の場合、出版年によって対応するバージョンが大きく異なるため、価格だけで判断するのはおすすめできません。

誤解4 全部読み終えてから実践に移った方が効率的である

1冊を読み切ってから手を動かそうとすると、前半の内容を忘れてしまうことが多いです。1章ごと、あるいは1節ごとに実践を挟みながら読み進める方が、結果的に内容の定着が早くなる傾向があります。

Webデザイナーが本で効率よく学ぶコツ

ただ漫然と本を読んでいるだけでは、Webデザイナーのスキルは定着しません。効率を最大化する学び方のコツを3つお伝えします。学習のモチベーション維持には、webデザイナーのブログなどを読んで、先輩デザイナーの学習体験に触れることも有効です。

読みながら必ず手を動かす

Webデザイナーの学習において、「わかった」と「できる」の間には大きな壁があります。デザインの本なら、掲載されているレイアウトを実際にツールで真似して作ってみる。コーディングの本なら、1行ずつコードを自分で打ち込んでみる。この「模写」や「写経」を繰り返すことで、本の内容が血肉となります。本を見なくても同じものが作れるようになるまで繰り返すのが、Webデザイナーとしての最短ルートです。

なぜを考えながら読む

本に「このボタンは赤色がいい」と書いてあったら、なぜ赤色なのか、なぜこの大きさなのかを自分なりに考えてみてください。Webデザイナーの仕事にはすべて根拠が必要です。著者の意図を想像しながら読み進めることで、実際の仕事でも「クライアントに論理的に説明できるデザイン」が作れるようになります。本を単なる答え合わせとしてではなく、思考のトレーニングとして活用しましょう。

付箋や書き込みを躊躇しない

本をきれいに保つ必要はありません。Webデザイナーとして後で読み返したいテクニック、自分がつまずいた箇所、新しく知った単語などはどんどん付箋を貼り、直接書き込みをしましょう。自分だけの「カスタマイズされた教科書」を作ることで、実務で困ったときにすぐに答えに辿り着けるようになります。

Webデザイナーが本だけで学ぶときの注意点

本は非常に優れた学習ツールですが、Webデザイナーを目指す上で本「だけ」に頼りすぎることには注意が必要です。ネット上には「webデザイナーのひどい」実態として、最新技術に対応できないことの弊害なども語られています。

まず、Webの技術は常にアップデートされています。本の情報は出版された瞬間に「過去のもの」になり始めるため、最新のブラウザの仕様やFigmaの新機能については、公式ドキュメントや信頼できるWebメディアも併用してチェックする習慣をつけましょう。特にツールの仕様変更は頻繁に行われるため、本に書かれた操作手順が現在も有効かどうかは、必ず最新情報で確認することが必須です。Webデザイナーには、常にアンテナを高く張る姿勢が求められます。

また、本に載っているのはあくまで「正解」の一例です。実際のクライアントワークでは、本には書いていないイレギュラーな要望やトラブルが頻発します。本で学んだ知識をそのまま当てはめるのではなく、状況に応じて柔軟に応用する力を養わなければなりません。webデザイナーのメソッドを本で学びつつ、自分なりに「現場でどう活かすか」を常にシミュレートしましょう。

Webデザイナーが本を活かしてスキルを伸ばす方法

本で得た知識を、Webデザイナーとしての実力に変換するための具体的なアクションを提案します。学んだ証としてwebデザイナーのポートフォリオを構築していくことが、将来の仕事につながる土台になります。

1冊の本を読み終えたら、その本で学んだ内容を盛り込んだ「小さな作品」を必ず作ってみてください。例えば、レイアウトの本を読んだなら、その構図を使って架空のカフェのバナーをデザインしてみる。HTMLの本を読んだなら、自分の自己紹介ページを1ページだけ公開してみる。こうした「アウトプット」を行うことで、本の内容が記憶に定着し、自分のスキルとして完全に自分のものになります。

また、学んだスキルを活かしてwebデザイナーの案件獲得に挑戦してみるのも良い刺激になります。条件を満たせばクラウドソーシングサイトなどで小規模なバナー制作や修正案件に応募できる場合がありますが、案件が必ず獲得できるとは限らず、応募先の規約や審査基準も随時変わるため、各サービスの最新情報を確認しながら挑戦することが大切です。本で得た知識を実際の現場で試す経験は、何物にも代えがたい学びになります。

まとめ Webデザイナーは本を活用すれば効率よく成長できる

Webデザイナーの学習において、本は最も手軽で、かつ深い知識を授けてくれる学習ツールのひとつです。デザインの基本原則からコーディングの技術、プロの思考プロセスまで、良書を1冊ずつ読み解いていくことは、あなたのWebデザイナーとしての土台を固める助けになります。

重要なのは、出版年や対象読者、サンプルの有無といった判断基準で自分に合った本を選び、読んだら必ず手を動かして再現することです。よくある失敗パターンを避け、状況に合った本の組み合わせを意識すれば、独学であっても学習効率を落とさずに進められます。将来的にwebデザイナーのフリーランスとして活躍することを目指す場合も、今の段階で正しい本選びと実践の積み重ねを行っておくことが、その後の学習や案件対応をスムーズにする土台になります。

本選びと学習のチェックリスト
  • 出版年が最新のもの、あるいは改訂版が選べているか確認した
  • 対象読者のレベルが自分の現状と一致しているか目次で確認した
  • デザイン理論、配色、フォント、コーディングなど、学ぶ分野を1冊につき1テーマに絞った
  • 同時に読み進める本を1〜2冊までに限定し、読みかけの本を増やしすぎないようにした
  • 読んだだけで終わらず、章ごとに実際にデザインツールやエディタを動かして再現した
  • 本で学んだ内容を元に、小さなアウトプット(作品)を1つ以上作った
  • 本の情報が古くなっている可能性がある部分は、公式ドキュメントなど最新情報で確認した
著者情報

アラサー既婚子持ちのデジタルマーケター「T.I」です。
デザイン,コーディング,ライティング,seo,広告運用,sns運用の全てを担当しています。
大学卒業後、新卒の就活でやらかし、新卒を捨ててベンチャーで未経験のwebライターのアルバイトとしてキャリアをスタートして現在はプライム市場上場の企業でWebマーケター(正社員)として働いています。
未経験なりの悩みもわかるつもりなので、皆さんの力に少しでも役に立てるように情報を提供します。

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