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Webデザイナーの仕事内容を完全ガイド!具体的な業務例から必要なスキルまで

  • 最終更新日:2026/10/31
Webデザイナーの仕事内容を完全ガイド!具体的な業務例から必要なスキルまで

Webデザイナーは毎日どのような作業をしているのか、絵を描くセンスがなくても務まるのか、と仕事の実態を詳しく知りたい人もいるのではないでしょうか。華やかなイメージがある一方で、パソコンに向かって黙々と作業する姿も思い浮かび、全体像がつかみにくい仕事かもしれません。Webデザイナーの仕事内容は、見た目を整えることだけではなく、クライアントの課題を解決するために情報を整理し、利用する人が迷わず使えるサイトを形にすることです。この記事では、Webデザイナーの仕事内容、具体的な業務、制作の流れ、求められるスキル、よくある業務の例、働き方ごとの違い、やりがいと大変な点、よくある誤解、仕事を理解するためにできることを解説します。

Webデザイナーの仕事内容の全体像

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、Webデザイナーの仕事内容として、次のような点が紹介されています。

項目内容
仕事の中心企業、学校、官公庁などのWebサイトの企画とデザイン。依頼者の要望から目的を明確にし、サイトのコンセプトや画面のデザイン、レイアウト、機能を決める
担当の範囲仕事の中心はデザインだが、プログラミングに関わることもある
体制小規模なサイトは一人で担当することもあり、大規模なサイトではページのデザイン、画像の作成、進行管理などを分業する。写真家やコピーライターと協力することも多い
主な道具IllustratorやFigmaなどのデザインソフト、Photoshopなどの画像編集ソフト、HTMLやCSS

このように、Webデザイナーの仕事内容は、見た目を作ることに加えて、目的を整理し、それを実現する画面を設計することにあります。仕事の全体像はWebデザイナーとはでも解説しています。

課題の解決と使いやすさを両立させる仕事

Webデザイナーの仕事は、単に絵を描くことではなく、情報を設計する役割を担うことです。感性だけで形を決めるのではなく、なぜそのデザインにするのかという根拠とセットで作るのが基本になります。

ビジネスの課題を解決するための設計

Webデザイナーの仕事の目的は、クライアントが持つ売上を伸ばしたい、ブランドを知ってほしいといった課題を、デザインの力で解決することです。ボタンの色一つをとっても、なんとなくきれいだからではなく、目に留まりやすくして押してもらうため、といった理由が必要です。目的に合わせて情報を配置し、購入や問い合わせなどの行動へ自然に導く設計としての側面が強い仕事です。

たとえば、ランディングページで申し込みのフォームを画面の上の方に置く、スクロールしても付いてくるボタンを設けるといった判断が、成果に関わることがあります。美しく作るだけでなく、成果につながる設計を考える意識が大切です。

見た目と機能の両立

Webサイトはポスターなどの印刷物と違い、クリックやスクロールといった操作をともないます。どれだけ美しいデザインでも、ボタンが押しにくかったり、文字が小さすぎて読めなかったりすれば、使いやすいとはいえません。どの端末で見ても読みやすく、スムーズに操作できる機能性を両立させることが、Webデザイナーの仕事の特徴です。

スマートフォンで見る人を考えるなら、指で押しやすい大きさのボタンにする、親指が届きやすい位置に操作の要素を置くといった配慮も、機能性を重視したデザインの基本です。

主な業務の内容

Webデザイナーの仕事は幅広いものの、主に、画面を作るデザインの制作と、それをWebページとして動かすコーディングに分けられます。それぞれの工程で求められる力が異なります。

構成案の作成

デザインの作業に入る前に、ページのどこに何を配置するかを決める設計図を作ります。これをワイヤーフレームと呼びます。文字や画像の配置を白黒の図で整理し、情報の優先順位を決める工程です。特に、ページを開いて最初に目に入る部分に何を置くかは、利用する人が読み進めるかどうかを左右するため、念入りに考えます。

文字や画像の置き場所を整理するこの工程は、筋道を立てて考える力が特に試される場面です。見た目を作り込む前に情報の優先順位を固めておくと、後の作業で迷いにくくなります。

見た目のデザインの制作

構成案をもとに、デザインツールで配色や文字、写真を選び、実際の画面のイメージを作り込みます。Figmaは複数の人が同時に編集できるため、チームでの制作やクライアントとの確認にも使われています。

この段階では、配色やフォントの選択、写真の補正、レイアウトの細かな調整などを行い、完成時の見た目を示すデザインカンプを仕上げます。PhotoshopやIllustratorといった画像やイラストを扱うツールを組み合わせることもあります。Webデザイナーの仕事と聞いて思い浮かべやすい、創造的な工程です。

コーディング

作ったデザインを、HTMLやCSSを使ってブラウザで表示できる形にします。職場によっては、エンジニアが担当することもあります。自分でコードを書かない場合でも、デザインがどのように実装されるかを理解していると、実装しやすいデザインを考えられ、エンジニアとのやり取りも円滑になります。

デザインからコーディングまで一人で担当する場合もあり、JavaScriptを使ってアニメーションなどの動きをつけることもあります。コーディングがわかるデザイナーは、このデザインはCSSで再現しにくい、この動きにはJavaScriptが必要だ、といった判断を設計の段階でできるため、チームの中で信頼されやすくなります。

バナーの制作と運用

新しいサイトを作るだけでなく、広告用のバナーの制作や、既存のサイトのお知らせの更新、画像の差し替えなども大切な業務です。公開後は、利用する人の反応を見ながら、より使いやすくするための改善を続けます。

たとえば、文字を目立たせたバナーと画像を中心にしたバナーを両方用意して反応を比べ、反応のよい方にそろえるといった改善を担うこともあります。制作して終わりではなく、反応を見て直し続けることも仕事の大切な一面です。

制作の流れ

一つのWebサイトを作るときの、一般的な制作の流れは次のとおりです。

工程やること気をつけたいこと
ヒアリングサイトの目的、見てほしい人、達成したいことをクライアントから聞き取るおしゃれな感じで、といったあいまいな言葉は、参考にしたいサイトを見せてもらうなどして具体的にする
構造の設計サイト全体のページの構成と、各ページのレイアウトを決める利用する人がどのページから入り、どこを通って目的にたどり着くかを考える
デザイン見た目を作り込み、クライアントの確認と修正を繰り返して仕上げる最初に方向性を確認してから細部を詰めると、全面的な作り直しを防ぎやすい
コーディングと確認コードに落とし込み、パソコンやスマートフォン、複数のブラウザで表示を確かめる画面の大きさによって表示が変わるため、それぞれの環境で崩れがないかを丁寧に確認する
公開と改善サイトを公開し、利用する人の反応を見て改善を続ける公開して終わりではなく、成果を確かめながら見直す

構造の設計では、トップページからサービスの一覧、サービスの詳細、問い合わせへと進むような、利用する人の道筋を図にして確かめます。ヒアリングでは、見てほしい人の年代や、サイトの最終的な目標が商品の購入なのか資料の請求なのかといった点を言葉にしておくと、その後の認識のずれを防げます。

デザインの確認と修正は、最初に方向性を確かめ、次に細部を調整し、最後に全体を確認するという段階を踏むと、全面的な手戻りを防ぎながら完成度を上げられます。動作の確認では、画面の大きさに合わせて表示を切り替えるレスポンシブ対応が特に大切です。スマートフォンで見る人の割合が高いサイトでは、スマートフォンでの表示の品質が成果に関わることもあります。

求められるスキル

Webデザイナーの仕事には、感性だけでなく、次のようなスキルが求められます。

スキル内容
デザインツールの操作Figmaや画像編集ツールを使いこなし、考えたことを素早く形にする。Figmaは無料のプランから始められる
HTMLとCSSの知識デザインがWebページとしてどう作られるかを理解し、実装しにくいデザインを避けられる
使いやすさの知識押しやすいボタンや読みやすい文字など、利用する人の立場で設計する。たとえば、Webのアクセシビリティの国際的な指針であるWCAG 2.2では、ボタンなど押す対象の大きさを少なくとも24×24 CSSピクセルとする基準がある
コミュニケーションクライアントの本当の要望を質問で引き出し、エンジニアにデザインの意図を正確に伝える

デザインツールは、ショートカットキーなどの機能を知っているほど、頭の中のアイデアを素早く形にできます。画像を扱うソフトは動作が重くなりやすいため、作業に合ったパソコンを用意しておくことも大切です。ツールに慣れる最初の一歩としては、シンプルなバナーを一枚作ってみるのが現実的です。

HTMLとCSSの感覚があると、たとえば角の丸い枠や色のグラデーションは比較的簡単に実装できる一方、写真の上に半透明の文字を重ねて動かすような表現は手間がかかりやすい、といった見当がつくようになります。使いやすさについても、サイズが大きいボタンや近くにあるボタンほど押しやすいという考え方を知っていると、大事なボタンを目立つサイズで配置するといった判断に根拠を持たせられます。

コミュニケーションでは、クライアントの、なんか違うというあいまいな感想から、何がどう違うのかを引き出す質問の力が求められます。たとえば、色味の印象が気になるのか、それとも配置なのか、参考にしたいサイトはあるか、と具体的に尋ねると、認識のずれを早く解消できます。自分のこだわりを押し通すのではなく、対話を通じてその案件にとってよりよい形を探る姿勢が大切です。

デザインの基本はWebデザイナーの基本、制作を効率よく進める考え方はWebデザイナーのメソッドで解説しています。

よくある業務の例

実際の現場でよく担当する業務の例を整理すると、次のようになります。

業務内容大切にしたいこと
企業のサイトの制作会社の公式サイトを作る。採用のページを担当することもある会社の強みや雰囲気を、信頼感のあるデザインで伝える
ランディングページの制作一つの商品やサービスを紹介する縦長のページを作る課題への共感、解決策の提示、申し込みへの誘導という流れを意識して組み立てる
既存サイトのリニューアルスマートフォンで見にくい、デザインが古いといった課題を解決するアクセスの状況などから、なぜ成果が出ていないのかを考えて改善案を出す
バナーの制作広告やSNS用の画像を作る限られた大きさの中で、伝えたいことが一目でわかるようにする

会社の公式サイトでは、採用のページが応募するかどうかを決める場所にもなります。社員の紹介や職場の写真の見せ方、会社の雰囲気が伝わる色や雰囲気の設計が求められます。ランディングページでは、最初の画面で悩みに共感してもらい、中ほどで解決策を示し、最後に申し込みのボタンへ導くという流れが基本の形です。

リニューアルでは、アクセスを分析するツールで利用する人が離れやすいページを見つけ、そのページの見た目や導線を見直すといった進め方があります。データと感性を組み合わせて改善を考えられる点が、この業務の面白さです。

働き方ごとの仕事の違い

Webデザイナーは、働き方によって担当する範囲や責任が変わります。主な違いは次のとおりです。

働き方仕事の特徴
制作会社の社員業種の異なるクライアントの案件を並行して担当し、さまざまな種類のデザインを経験できる
自社のサービスを持つ企業の社員自社のサイトやサービスを担当し、ブランドを深く理解したうえで改善を続けられる
フリーランスデザインに加えて、案件探し、契約、請求、納期の管理まで自分で行う
副業本業や家事と両立しながら、バナーの制作や簡単な修正など範囲の小さな仕事から始める

会社員として働く場合は、チームで規模のある案件に関わり、先輩からの意見を受けながら力を磨きやすい点が利点です。フリーランスは場所や時間を選びやすい一方で、自己管理と学び続ける姿勢が欠かせません。いきなり独立するよりも、会社員や副業の間に実績を積み、ポートフォリオを充実させてから案件を増やしていくと進めやすいでしょう。副業は在宅で空いた時間を使いやすく、実績を重ねることで、将来の転職や独立の足がかりにもなります。

job tagでは、Web制作の会社で写真や画像の加工などの素材の制作から始め、経験を積んでページ全体のデザインを担当するようになるのが一般的とされています。働き方の詳細はWebデザイナーの正社員やWebデザイナーのフリーランスで解説しています。

Webデザイナーの仕事に向いている人の特徴

自分にWebデザイナーの仕事が向いているか迷う人のために、仕事内容と相性のよい特徴を一覧にしました。当てはまるものがいくつもあれば、仕事を楽しみやすいと考えられます。

特徴仕事との関わり
なぜと考える習慣があるデザインの理由を言葉にして説明する場面がある
整理整頓が得意で、情報をわかりやすく並べるのが好き構成案の作成など、情報の優先順位を決める工程で力を発揮できる
相手の気持ちや立場を想像できる利用する人やクライアントの立場で設計する
新しいツールや技術に触れることに抵抗がないツールや表現の変化に合わせて学び続けられる
指摘を素直に受け入れ、改善につなげられる確認と修正を繰り返して完成度を上げる
細かいところが気になり、完成度にこだわれる文字の大きさや余白など、細部の調整が仕事の質を左右する
物を作って誰かに届けることに喜びを感じる作ったサイトが公開され、さまざまな人に使われる

反対に、指示がないと動きにくい、指摘を自分への否定と感じやすい、変化に強いストレスを感じるという人は、最初のうちは難しさを感じる場面があるかもしれません。ただし、こうした特徴は経験や習慣で変わることもあり、向き不向きは絶対的なものではありません。詳しくはWebデザイナーに向いている人で解説しています。

仕事のやりがいと大変な点

Webデザイナーの仕事のやりがいと大変な点を整理すると、次のようになります。

やりがい大変な点
自分が作ったものが公開され、さまざまな人に見てもらえる納期があり、クライアントの希望と限られた期間の間で品質を保つ必要がある
問い合わせが増えたなど、成果をクライアントから直接聞けるツールや技術の変化が速く、学び続ける必要がある
新しい表現や技術に挑戦できる長い時間画面に向かうため、体への負担に気を配る必要がある

やりがいとしては、見た目をほめられるだけでなく、問い合わせや応募が増えたといった報告を受けて、ビジネスに役立てた実感を持てることが挙げられます。新しい技術の登場にともなって、AIを活用した作業の効率化など新しい表現や手法に触れられるのも、好奇心のある人には魅力です。

一方、学び続けることを義務と感じるより、趣味の延長として楽しめる人にとっては、飽きにくい仕事ともいえます。普段からSNSなどでデザインの流れに目を向ける習慣を持つだけでも、情報は自然と積み重なっていきます。

job tagでも、締め切り前やトラブルのときは夜間や休日に働くこともあり、勤務時間が不規則になりがちだとされています。修正が入る前提でスケジュールに余裕を持たせる、厚生労働省の情報機器作業のガイドラインにあるように、連続した作業は1時間以内を区切りにして10分から15分の休止を取る、といった工夫が大切です。

納期への対策としては、作業にかかる時間を事前に細かく見積もり、意図的に余裕の時間を設けておく方法が有効です。体への負担については、モニターの高さを目線に合わせるなど、作業環境を整えることも役立ちます。体の手入れも仕事の一部と考えておくと、長く続けやすくなります。

仕事内容についてよくある誤解

絵心や芸術的なセンスが欠かせない、というのは誤解です。Webデザインは情報を設計する仕事であり、要素の端をそろえる、強弱をつける、同じルールを繰り返すといった基本に沿って配置する力が重視されます。こうした基本は学んで身につけられます。

美術を専門に学んでいなくても、Webデザイナーとして働いている人はいます。大切なのは、なぜこの色なのか、なぜここに置くのかを言葉で説明できることです。絵が苦手だからといって、あきらめる必要はありません。

一度作れば終わりだ、というのもいつも当てはまるとは限りません。公開後も、利用する人の反応を見てボタンの位置を変えたり、画像を差し替えたりと、改善を続ける仕事があります。また、高度なプログラミングが欠かせないわけでもありません。デザインに専念し、エンジニアと分業する働き方もあります。ただし、HTMLとCSSの仕組みを理解しておくことは大切です。

公開後の運用では、アクセスの分析、反応の比較、バナーの差し替え、不具合の修正など、さまざまな業務が発生します。作ることをゴールにせず、成果を出し続けることをゴールと考えると、クライアントから長く信頼されやすくなります。プログラミングについても、仕組みを理解していることと、自分でゼロからコードを書けることは別です。まずはWebページがどのように表示されているのかを、考え方として理解するところから始めて構いません。

仕事で成長するためのポイント

Webデザイナーの仕事で一歩ずつ力をつけるためのポイントは次のとおりです。

ポイント内容
デザインの理由を言葉にする配色や配置を選んだ理由を、見てほしい人や目的から説明できるようにする
よいデザインにたくさん触れる優れたサイトを、なぜこのボタンがここにあるのかと考えながら観察する
周りの仕事の視点を持つ実装の負担や、検索で見つけてもらうための見出しの構成、画像の代替テキストなど、エンジニアやマーケティングの視点も取り入れる

デザインの理由を説明するときは、たとえば、〇〇の方は誠実さを求める傾向があると考え、信頼感を与える〇〇色を基調にしました、のように、見てほしい人と目的から説明すると説得力が増します。よいデザインに触れるときは、Webデザインを集めたギャラリーサイトなどで少しずつでも分析を続けると、このサイトは余白を広く取って高級感を出している、このフォントは読みやすさを優先している、といった気づきが積み重なり、デザインの力の土台になります。

ほかの職種の仕事を尊重し、連携をスムーズにできる人ほど、現場で頼りにされやすくなります。専門外の知識を持つことは、長い目で見たときの強みにもつながります。

よくある失敗と改善策

Webデザイナーを目指す人がつまずきやすい例と、その改善策を整理すると、次のようになります。

よくある失敗改善策
ツールの操作ばかりを覚え、デザインの基本を学ばないバナーを作りながらツールを学び、作ったものを基本に照らして見直す
クライアントの言葉をそのまま形にして、全面的な修正が起きる参考にしたいサイトを見せてもらい、方向性を具体的に確認してから作る
作品の公開を後回しにして、仕事を始められない架空の案件でもよいので作品を仕上げ、ポートフォリオとして見せられるようにする

ツールは手段であり、そろえる、近づける、繰り返す、強弱をつけるといったデザインの基本の考え方や配色の基礎を一緒に学ぶと、ツールの操作の意味も理解しやすくなります。ヒアリングでは、かわいい感じといった要望でも、ポップな方向なのか、ナチュラルな方向なのかといった方向性を事前に確かめておきましょう。確認したい項目をヒアリングシートとして用意しておくと、聞き漏れを防ぎやすくなります。作品は完璧でなくても早めに公開し、実績として見てもらえる状態にすることが大切です。

作品の見せ方はWebデザイナーのポートフォリオで紹介しています。

仕事内容を理解するための最初の一歩

まずは、気になるWebサイトを一つ選び、デザインツールで同じように要素を配置してまねてみてください。実際に手を動かすと、文字の大きさや余白の取り方の細かな工夫に気づき、Webデザイナーの仕事内容が具体的にイメージできるようになります。

あわせて、求人をいくつか読み、実際にどのような業務が求められているかを確かめてみましょう。学び方はWebデザイナーの勉強法で紹介しています。

まねるときは、完全に同じものを作ることを目標にせず、なぜこのくらいの余白なのか、なぜこの文字の大きさなのかを意識しながら作業すると、優れたデザインの感覚が身につきやすくなります。Webデザインを集めたギャラリーサイトを眺めて、今どのようなデザインが評価されているかを知るのもよい方法です。また、短い時間でもよいので、Web制作について調べたり触れたりする時間を毎日の決まった時間に確保すると、続けやすくなります。

今日から取り組めることを一覧にすると、次のとおりです。

取り組むことねらい
求人を検索して、求められている業務を確かめる現場で必要とされる仕事内容を具体的に知る
気になるサイトを、なぜよいのかという視点で観察するデザインの理由を考える習慣をつける
デザインの基本の考え方について調べるそろえる、近づける、繰り返す、強弱をつけるといった基本を知る
デザインツールでシンプルなバナーを作ってみるツールの操作に慣れる
気になるサイトを一つまねて、意図を言葉にしてみる細かな工夫に気づく力を養う

向いているかどうかを考え込むよりも、まず試してみるという気持ちで最初の一歩を踏み出してみてください。物を作ることが好き、筋道を立てて考えることが好き、誰かの役に立ちたいと感じている人にとって、Webデザイナーの仕事は長く取り組む価値のある選択肢になるでしょう。

著者情報

アラサー既婚子持ちのデジタルマーケター「T.I」です。
デザイン,コーディング,ライティング,seo,広告運用,sns運用の全てを担当しています。
大学卒業後、新卒の就活でやらかし、新卒を捨ててベンチャーで未経験のwebライターのアルバイトとしてキャリアをスタートして現在はプライム市場上場の企業でWebマーケター(正社員)として働いています。
未経験なりの悩みもわかるつもりなので、皆さんの力に少しでも役に立てるように情報を提供します。

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