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現役大学生でもWebデザイナーの仕事はできる?勉強方法からポートフォリオ作成まで徹底解説

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  • 著者:T.I
  • 投稿日:2026/03/06
現役大学生でもWebデザイナーの仕事はできる?勉強方法からポートフォリオ作成まで徹底解説

「将来はクリエイティブな仕事がしたい」「在学中に個人で稼げるスキルを身につけたい」と考える大学生にとって、Webデザイナーは非常に魅力的な選択肢です。しかし、いざ始めようと思っても、「美大生じゃない自分でもなれるのか」「授業やサークルと両立できるのか」といった不安を感じることも多いでしょう。

結論から申し上げますと、大学生のうちにWebデザイナーを目指すことは、キャリア形成において圧倒的に有利な選択です。Webデザインの世界は実力主義であり、若いうちから手を動かして実績を作っておけば、就職活動での強力な武器になるだけでなく、在学中にアルバイトやフリーランスとして収入を得ることも十分に可能です。

本記事では、未経験の大学生がWebデザイナーになるための具体的な勉強法や、学業と両立しながら仕事を得るコツ、就活で評価されるポートフォリオの作り方まで、実務目線で詳しく解説します。この記事を読めば、あなたが今日から何をすべきかが明確になるはずです。

目次

大学生が未経験からWebデザイナーを目指すことは十分に可能

結論として、大学生がWebデザイナーになることは十分に可能です。むしろ、時間的な余裕があり、吸収力が高い大学生活は、スキルを習得する絶好のタイミングといえます。ここでは、大学生が挑戦できる根拠を解説します。

Web業界は学歴よりも「ポートフォリオ」の実力を重視する

Webデザイナーの採用や案件発注において、最も重視されるのは「何ができるか」という実力です。芸術系の大学に通っていなくても、独学やスクールでスキルを磨き、質の高いポートフォリオ(作品集)を準備すれば、プロとして評価されます。実際に、文系学部や工学部から独学でWebデザイナーになった大学生は数多く存在します。

大学生向けのインターンやアルバイトで実務経験を積む

IT企業や制作会社の多くは、長期インターンシップとして大学生を受け入れています。実務未経験であっても、基礎的なツール操作ができれば、現場で学びながら報酬を得るチャンスがあります。このように、在学中から「プロの現場」に触れられる環境が整っているため、大学生からWebデザイナーへの道は開かれています。

大学生がWebデザイナーを目指すメリット

大学生のうちにWebデザインを学ぶことには、金銭面以外にも多くのメリットがあります。将来の選択肢を広げるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

就職活動における圧倒的な差別化につながる

多くの就活生が「サークル活動」や「アルバイトリーダー」をアピールする中で、「Webデザイナーとしてサイトを制作し、成果を出した」という実績は、企業にとって非常に魅力的に映ります。論理的な思考力とクリエイティブな表現力を兼ね備えている証明になるため、Web業界以外への就職でも高く評価されます。

場所や時間に縛られずに稼げるようになる

Webデザインのスキルがあれば、パソコン一台でどこでも仕事ができます。大学の空き時間や長期休暇中など、自分のライフスタイルに合わせて働けるため、一般的な飲食店のバイトなどよりも時給効率が良く、柔軟な働き方が実現します。これは、試験期間や就活で忙しくなる大学生にとって大きな利点です。

若いうちから「個人で稼ぐ力」を実感できる

自分の作ったデザインが世の中に出、それに対して報酬が支払われる経験は、大きな自信になります。会社に依存せず、自分の腕一本で価値を提供できるという実感は、社会に出る前の大学生にとって、将来の不安を払拭する糧となります。

大学生がWebデザイナーになるために必要なスキル

Webデザイナーとして仕事をするために最低限必要なスキルは、大きく分けて「デザイン」と「コーディング」の2軸です。

デザインツールの操作スキル(Photoshop / Figma)

まずは、プロの現場で使われているツールの操作を覚えましょう。Webサイトのレイアウトやバナー制作には、Adobe PhotoshopやFigmaが必須です。特にFigmaは、無料で始められる上に多くの企業で導入が進んでいるため、大学生が最初に学ぶツールとして最適です。

デザインの基本原則とタイポグラフィ

ツールの使い方がわかっても、「なぜこの配置なのか」という理論がなければプロとは言えません。「整列」「近接」「反復」「コントラスト」といったデザインの4大原則を学び、読みやすい文字の配置(タイポグラフィ)や配色の知識を身につける必要があります。

Webサイトを形にするコーディングスキル(HTML / CSS)

デザインした図案を、インターネット上で見られる状態にするのがHTMLとCSSです。Webデザイナーには、エンジニアほど高度なプログラミング能力は求められませんが、自分がデザインしたものがどのように実装されるのかを理解しておくことは必須条件です。

大学生がWebデザインを勉強する方法

大学生は「時間」と「学生割引」を武器に、効率的に学習を進めることができます。おすすめの勉強法を紹介します。

オンライン学習サービスを活用して独学する

Progateやドットインストールなどの低コストで始められるサービスで、まずはコーディングの基礎に触れてみましょう。動画学習プラットフォームのUdemyでは、定期的に開催されるセールを利用すれば、数千円でプロ品質の講座を受講できます。自分のペースで進めたい大学生に向いています。

大学生向けのWebデザインスクールを受講する

短期間で確実にスキルを身につけたい場合は、スクールの利用が効率的です。最近では「学割」が適用されるスクールも多く、社会人に比べて安価に受講できるケースがあります。また、講師からのフィードバックが得られるため、独学で陥りがちな「デザインの癖」を早期に修正できます。

既存のWebサイトを模写して手を動かす

知識をインプットするだけでなく、実際のサイトをそっくりそのまま作る「模写」が非常に効果的です。優れたサイトのデザインを真似することで、プロの余白の取り方や色使いの感覚が自然と身につきます。一日1枚のバナー模写を続けるだけでも、数ヶ月後には大きな差がつきます。

大学生でもできるWebデザイナーの仕事

「まだ完璧ではないから」と尻込みせず、まずは小さな仕事から挑戦してみましょう。大学生が始めやすい仕事は以下の通りです。

クラウドソーシングでのバナー・画像制作

クラウドワークスやランサーズといったサイトでは、初心者向けのバナー制作やSNS投稿画像の作成案件が多数募集されています。1件あたりの単価は低いですが、クライアントとのやり取りや納品までの流れを経験できる貴重な場となります。

IT企業の長期インターンシップに参加する

実務経験を積む上で最もおすすめなのが、長期インターンです。週3日程度、企業のオフィスやリモートでプロのデザイナーの指示を仰ぎながら実務に携わります。現場のスピード感やツール操作のコツを学べるだけでなく、そのまま新卒採用に繋がることも少なくありません。

知人やサークルからのサイト制作依頼を受ける

身近なところにWebサイトを必要としている人がいないか探してみましょう。サークルの紹介サイトや、知り合いの個人商店のホームページ制作など、低予算でも責任を持って形にすることで、立派な実績となります。

大学生のWebデザイナー向けポートフォリオの作り方

ポートフォリオは、あなたの実力を証明する唯一の手段です。大学生が評価されるためのポイントを整理しました。

作品だけでなく「制作過程」を言語化する

完成したデザイン画像を載せるだけでなく、「なぜこの配色にしたのか」「ターゲットは誰か」「どのような課題を解決するためのデザインか」という意図を文章で添えましょう。採用担当者は、あなたの思考プロセスを見て、デザイナーとしての適性を判断します。

架空のプロジェクトでもいいので3〜5作品を揃える

実務経験がなくても、「もし自分が〇〇というカフェのサイトを作るなら」という設定で架空のサイトを制作して掲載しましょう。バナー1枚、LP(ランディングページ)1枚、コーポレートサイト1サイトといった具合に、バリエーションを持たせることが重要です。

自分自身のプロフィールページをWebで公開する

PDF形式だけでなく、Webサイトとしてポートフォリオを公開すると、コーディングスキルの証明にもなります。自分の経歴やデザインに対する想いを丁寧に綴り、SNSなどからリンクを貼っておくことで、思わぬところから仕事の相談が舞い込むこともあります。

大学生がWebデザイナーになるためのロードマップ

迷わず進むために、学習から仕事獲得までの4つのステップを意識してください。

STEP1:ツール操作とデザイン基礎の習得(1〜2ヶ月)

FigmaやPhotoshopの基本操作をマスターし、デザインのルールを学びます。この時期はインプットを中心に、毎日デザインに触れる習慣を作ります。

STEP2:模写とサンプル作品の制作(2〜3ヶ月)

既存サイトを模写し、自分の引き出しを増やします。並行してHTML/CSSの基礎を学び、簡単なWebページを自力で作成できるように練習します。

STEP3:ポートフォリオの完成と公開(1ヶ月)

これまで作った作品をまとめ、ポートフォリオサイトを構築します。友人や講師にフィードバックをもらい、ブラッシュアップを重ねることで質を高めます。

STEP4:インターン応募やクラウドソーシング開始

完成したポートフォリオを武器に、実務の世界へ飛び込みます。不採用を恐れず、まずは1件の実績を作ることに集中しましょう。

大学生がWebデザインを始めるときの注意点

意欲的に取り組むのは素晴らしいことですが、大学生ならではの注意点も存在します。

学業とのバランスを崩さないスケジュール管理を徹底する

Webデザインの学習は没頭しやすいため、単位を落としたり卒論が疎かになったりしないよう注意が必要です。あくまで学生の本分を大切にしつつ、隙間時間を賢く使う自己管理能力が問われます。

低単価すぎる案件に時間を奪われすぎないよう案件を選ぶ

実績作りは大切ですが、あまりに低単価な案件ばかりを繰り返すと、学習や制作に充てる時間がなくなってしまいます。ある程度の実績ができたら、適正な価格で交渉するか、よりスキルの身につくインターンにシフトしましょう。

契約トラブルを避けるために書面で条件を残す習慣をつける

個人で仕事を請け負う場合、納期の遅延や報酬の未払いといったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。必ず契約内容を書面(メール等)で残す、納期には余裕を持つといった、プロとしての最低限の振る舞いを心がけましょう。

大学生におすすめのWebデザイン練習方法

日々の生活の中で、デザイン感覚を養うための具体的なトレーニング方法です。

優れたデザインの「理由」を言語化して分析する

普段見ているサイトやアプリを見て、「なぜここが使いやすいのか」を3つ書き出します。感覚を言葉に直す作業が、自分のデザインに説得力を持たせる力になります。

毎日1枚のバナートレースでプロの感覚を手に覚えさせる

プロが作ったバナーをそっくりなぞることで、フォントサイズや余白の感覚が自然と身につきます。継続することで、ツール操作のスピードも劇的に向上します。

身近なサービスの「リデザイン」で提案力を磨く

自分が所属するサークルのサイトや大学の掲示物など、もっと良くできそうなものを自分なりに作り直してみます。既存の課題を見つけ、解決策を形にするプロセスは実務そのものです。

まとめ:大学生のうちに始めるほど有利な世界

大学生からWebデザイナーを目指すことは、将来に対する最高の投資です。たとえ卒業後に別の職種に就いたとしても、Webデザインを通じて得た「情報を整理する力」や「ユーザーの視点に立つ力」は、あらゆる仕事であなたを助けてくれます。

今のうちから一歩踏み出し、小さな実績を積み上げておくことで、就職活動での自信にも繋がり、将来の選択肢を大きく広げることができるでしょう。今日からできる一歩として、以下の行動を起こしてみてください。

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  • デザインの「分析」を始める
  • 学習時間を固定して確保する

あなたの柔軟な感性と、大学生活という貴重な時間は、Webデザイナーとしての成長を大きく後押ししてくれます。楽しみながら、新しいスキルへの挑戦を続けてください。あなたのクリエイティブな未来を心から応援しています。

著者情報

アラサー既婚子持ちのデジタルマーケター「T.I」です。
デザイン,コーディング,ライティング,seo,広告運用,sns運用の全てを担当しています。
大学卒業後、新卒の就活でやらかし、新卒を捨ててベンチャーで未経験のwebライターのアルバイトとしてキャリアをスタートして現在はプライム市場上場の企業でWebマーケター(正社員)として働いています。
未経験なりの悩みもわかるつもりなので、皆さんの力に少しでも役に立てるように情報を提供します。

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