UI/UXデザイナーの年収は平均650万円!未経験から高収入を実現するためのロードマップ
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- 投稿日:2025/12/06
UI/UXデザイナーは、ユーザー体験の設計を通じてビジネス成果に貢献する専門職です。この記事では、公的データに基づく年収相場と、未経験者が年収をステップアップさせ、高収入を実現するための具体的なロードマップを解説します。
目次
UI/UXデザイナーの年収は平均650万円!ビジネス貢献度で高収入を目指す
\この記事はこんな疑問を解決します/
- UI/UXデザイナーの平均年収はどのくらい?
- Webデザイナーとの年収差はなぜ生まれる?
- どうすれば年収800万円以上のハイキャリアを目指せる?
UI/UXデザイナーは、単に見た目のデザインを行うだけでなく、ユーザーが製品やサービスを快適に利用し、目標を達成できるように設計する、極めて戦略的な役割を担います。
その市場価値は、「どれだけユーザーを深く理解し、そのインサイトを具体的なプロダクト改善(UI/UX)に落とし込み、結果としてビジネス指標(売上、継続率など)に貢献できるか」によって決まります。そのため、経験年数とスキル、特にビジネス視点が年収に大きく直結します。
この記事では、公的データに基づいたUI/UXデザイナーの年収実態から、未経験者が高年収を実現するための具体的なキャリア戦略までを徹底解説します。「ジブンノオト」で、あなたのキャリアパスを明確にしましょう。
UI/UXデザイナーの年収事情:平均・中央値はどのくらい?
全体の平均年収と、他デザイン・IT職種との比較
UI/UXデザイナーの平均年収は、おおよそ550万円~800万円とされています。(※1)
これは、主に「見た目を整える」ことを担うWebデザイナーと比較して高い水準です。UI/UXデザイナーは、ユーザーリサーチや設計、戦略立案といった上流工程を担うため、その専門性が高く評価されます。
| 職種 | 平均年収(目安) | 特徴(年収決定要素) |
|---|---|---|
| UI/UXデザイナー | 550万円~800万円 | UX戦略、リサーチ能力。ビジネス指標(CVRなど)への貢献度。 |
| Webデザイナー | 350万円~550万円 | 制作スキル、コーディング能力。 |
| Webマーケター | 400万円~750万円 | 成果主義。広告運用や集客戦略への直接的な貢献度。 |
| フロントエンドエンジニア | 500万円~850万円 | プログラミングスキル。UI/UXの設計意図を技術的に実現する能力。 |
未経験からのスタート時の年収相場と昇給の目安
UI/UXデザイナーは専門性が高いため、完全に未経験からスタートする場合、初年度は350万円~450万円程度が相場となることが多いです。
最初はWebデザイナーやUIアシスタントとして、デザインツールの使い方や制作プロセスを学ぶ期間となりますが、UXリサーチやデータ分析のスキルを早期に身につけることで、昇給スピードを大幅に高めることが可能です。
| 経験年数 | 役割 | 年収目安 |
|---|---|---|
| 未経験~1年目 | UIアシスタント、制作補助 | 350万円~450万円 |
| 2~4年目 | UI/UXデザイナー(リサーチャー兼任) | 450万円~650万円 |
| 5年目~ | デザインリード、UX戦略担当 | 650万円~1000万円以上 |
特に、以下の要素があれば、未経験でも相場以上の年収でスタートできる可能性があります。
- 前職でマーケティングやデータ分析の経験があり、ビジネス視点を持っている。
- FigmaやSketchを用いた具体的なUIプロトタイプのポートフォリオを作成している。
- デザインの基礎理論だけでなく、ユーザビリティテストやHCD(人間中心設計)の知識を習得している。
UI/UXデザイナーの年収を左右する5つの決定的な要因
高年収を実現するためには、単に「見た目の良いデザイン」を作るスキルだけでなく、サービス全体の設計に携わる戦略的な能力が不可欠です。
要因①:UIスキルではなく「UX戦略」能力
年収を分ける最大の要因は、UI(見た目)を作る技術ではなく、**UX(体験)を設計し、戦略化する能力**です。ユーザーリサーチ(インタビュー、アンケート)を行い、得られたインサイトに基づいてプロダクトの方向性を提案できるデザイナーは市場価値が高いです。
要因②:ビジネス指標への貢献度の証明
「このUI改善によって、サービスへの登録率(CVR)が10%向上した」「オンボーディングフローの改善で、3ヶ月後の継続率が5%上がった」といった、デザインがビジネスに貢献した実績を数字で証明できることが、年収交渉の決定打になります。
要因③:マネジメント・リーダーシップ経験
プレイヤーから、デザインチーム全体を統括するデザインリードや、経営層にデザイン戦略を提言するデザインマネージャー(またはCDO:チーフデザインオフィサー)へ昇格することで、年収は大きく跳ね上がります。
要因④:デザインシステムの構築・運用経験
大規模サービスでは、デザインの統一性と開発効率を高めるための「デザインシステム」の導入が不可欠です。このシステムをゼロから設計・構築・運用できるスキルは、特に大企業やSaaS企業で非常に高く評価されます。
要因⑤:所属企業の業種と成長フェーズ
FinTech(金融技術)やBtoB SaaS(法人向けソフトウェア)など、一契約あたりの単価が高いサービスを提供する企業や、資金調達を終えた急成長スタートアップでは、優秀なデザイナーへの給与水準が高い傾向があります。
【未経験から高年収へ】UI/UXデザイナーとしてキャリアアップするためのロードマップ
UI/UXデザイナーは、段階的にスキルを積み重ね、最終的にビジネスとデザインを統合する戦略家を目指すことで高年収を実現できます。
Step 1:UIデザインの基礎とツールの習得(市場価値350万〜450万円)
デザインの4原則(近接、反復、コントラスト、整列)を学び、Figmaなどの主要なデザインツールで基本的な画面作成ができるようにします。
- 目標: Webデザイナー職またはUIアシスタント職への転職。基本的なUIプロトタイプを作成したポートフォリオを完成させる。
Step 2:UXリサーチと改善実績の積み重ね(市場価値450万〜650万円)
UI制作だけでなく、ユーザーリサーチやユーザビリティテスト(A/Bテストなど)を実務で経験し、その結果に基づいてデザインを改善するプロセスを習得します。
- 目標: 「なぜそのデザインにしたのか」を論理的に説明し、改善結果をデータ(CVR、離脱率など)で報告できるようになる。
Step 3:戦略設計とデザインシステムへの関与(市場価値650万円以上)
デザインシステム構築のプロジェクトに関与したり、プロダクトマネージャー(PM)と連携して、プロダクトの長期的なUX戦略の立案に参画します。
- 目標: 専門性の高いSaaS企業やメガベンチャーのUI/UXデザイナー職へのキャリアアップ。デザイン組織のリーダー候補となる。
まとめ:UI/UXデザイナーはビジネス貢献度で年収が決まる
UI/UXデザイナーは、単なるビジュアルクリエイターではなく、ユーザーとビジネスをつなぐ重要な役割を担います。その年収は、あなたのデザインがどれだけビジネス成果に直結したかを証明できるかにかかっています。
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 年収相場 | 平均550万円~800万円。Webデザイナーより高水準。 |
| 必須スキル | UIスキルに加え、UXリサーチ、データ分析、ビジネスへの貢献証明。 |
| 高年収の秘訣 | デザインシステム構築、またはデザインマネジメントへの移行。成果を数字で語る力。 |
まずはUIデザインの基礎を固め、次にユーザーインサイトとビジネス視点を取り込んだデザイン戦略の専門家として市場価値を高めましょう。
