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Webライターの確定申告ガイド|迷わず進める手順と節税の基本

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  • 著者:T.I
  • 最終更新日:2026/02/05
  • 投稿日:2026/01/24
webライターの確定申告

「Webライターを始めたけれど、確定申告って自分にも必要なの?」「税金のことは難しくて、損をしてしまいそうで不安……」と悩んでいませんか?

結論からお伝えすると、確定申告とは「1年間の儲けを計算して、国に税金を納める(または払いすぎた分を返してもらう)手続き」のことです。

Webライターの方が「自分が申告対象か」を判断する基準は、以下の通りです。

  • 副業ライター:ライティングの所得が年間20万円を超える場合
  • 専業フリーランス:ライティングの所得が年間48万円を超える場合

この記事では、初めて確定申告に挑戦するWebライターの方に向けて、基本の仕組みから経費の考え方、具体的な提出ステップまでを中学生でもわかる言葉で解説します。


目次

Webライターが知っておきたい確定申告の仕組みと年末調整との違い

確定申告(かくていしんこく)は、1月1日から12月31日までの1年間の稼ぎを翌年の春に報告する仕組みです。まずは、普段耳にする言葉との違いを整理しましょう。

会社員が行う年末調整と個人で行う確定申告の役割

年末調整は会社が代わりに税金を計算してくれるものですが、副業やフリーランスの収入は会社では把握できません。そのため、自分で書類を作って「正しく稼ぎました」と報告する必要があります。

白色申告と青色申告で選べる2つの報告形式

確定申告には、手軽に始められる「白色申告」と、帳簿(記録)は少し大変ですが税金が安くなる特典が多い「青色申告」があります。働き方に合わせて選ぶことができます。


Webライターに確定申告が必要になる具体的な条件と所得の計算

申告が必要かどうかは「売上」ではなく、そこから経費を引いた「所得(しょとく)」で決まります。自分の今の状況と照らし合わせてみてください。

副業ライターとして年間20万円を超える所得があるケース

本業がある人の場合、副業での利益が20万円を超えたら申告義務が発生します。20万円以下であっても、住民税の申告が必要な場合や、還付(かんぷ)のために申告したほうが良いケースもあります。

専業フリーランスで年間48万円を超える所得があるケース

ライター一本で生活している場合、基礎控除(きそこうじょ)という48万円の枠があるため、これを超える利益が出た場合に申告が必要です。

源泉徴収されている場合に還付を受けられるメリット

報酬からあらかじめ約10%の税金が引かれている場合(源泉徴収:げんせんちょうしゅう)、確定申告をすることで、払いすぎた税金が戻ってくることがあります。これはWebライターにとって「ボーナス」のような嬉しい仕組みです。


確定申告を完了させるためのスケジュールと提出期限

期限を過ぎると延滞金(えんたいぜい)という追加の支払いが発生することがあるため、注意が必要です。

翌年の2月16日から3月15日までに書類を提出する

この1ヶ月間が正式な受付期間です。混雑する窓口よりも、スマホやパソコンから送信できるオンライン申告が便利です。

期限を過ぎてしまった場合のペナルティと対処法

万が一期限を過ぎても申告は可能ですが、本来の税金に加えて罰金がかかる場合があります。「気づいたらすぐに」申告を行うことが、被害を最小限にするコツです。


Webライターが経費として計上できる具体的な項目の例

ライティングの仕事のために使ったお金は「経費(けいひ)」として売上から引くことができます。これにより、納める税金を安くできます。

執筆に使うパソコン代やインターネットの通信費

PCやタブレット、仕事で使っているWi-Fi料金などは経費にできます。私生活でも使っている場合は、仕事で使っている割合分だけを計上する「家事按分(かじあんぶん)」を行います。

リサーチ用の書籍代や取材の交通費・カフェ代

記事を書くために買った本や、取材・打ち合わせのために移動した電車賃、カフェでの作業代も、仕事に必要であれば正当な経費として認められます。

有料フォントやコピペチェックツールなどのソフト利用料

より質の高い記事を書くための月額ツール代なども、Webライター特有の経費です。領収書やカードの利用明細をしっかり保管しておきましょう。


初めての人でも迷わずに進められる確定申告の3ステップ

複雑に見える手続きも、大きく分けると3つの工程で終わります。今日から少しずつ準備を始めましょう。

Step1:1年間の売上と経費の領収書を整理して帳簿を作る

「いつ・誰から・いくらもらったか」「何にいくら使ったか」を整理します。会計ソフトを使うと、銀行やカードと連携して自動で計算してくれるので非常に楽です。

Step2:国税庁のサイトや会計ソフトを使って申告書を作成する

整理した数字を画面の指示に従って入力します。ソフトを使えば、難しい計算はすべて自動で行ってくれます。

Step3:e-Taxを利用してオンラインで税務署へ提出する

マイナンバーカードをスマホで読み取るだけで、自宅にいながら提出が完了します。書類の印刷や郵送の手間がかからないため、初心者にもおすすめの方法です。


Webライターの確定申告に関して初心者が抱きやすい疑問

多くのWebライターが最初に突き当たる悩みにお答えします。

副業で月2万円程度の収入なら申告しなくて大丈夫か

年間の利益が24万円(2万円×12ヶ月)になるため、副業であっても確定申告が必要です。ただし、経費を引いて利益が20万円を下回れば、所得税の確定申告は不要になります。

一度出した申告内容を間違えてしまったらどうするか

期限内であれば何度でも出し直すことができます。期限を過ぎてから気づいた場合も「修正申告」という手続きで直せるので、落ち着いて対応しましょう。


まとめ:確定申告で損をしないための今日からの3アクション

「何から手をつければいいかわからない」という方は、まず以下の3つを今日実行してみてください。

  • 売上と経費の把握:今手元にある銀行の通帳やAmazonの購入履歴を見て、ざっくりとした合計金額を出してみる。
  • 会計ソフトの導入:「freee」や「マネーフォワード」などの無料体験版を触ってみて、自分に合うものを選んでおく。
  • 証憑(レシート)の保管場所を作る:仕事用のレシートや領収書を入れる専用の箱やファイルを用意し、一箇所に集める習慣をつける。

確定申告は、自分のライター活動を数字で振り返る大切な機会です。一つずつ丁寧に進めて、安心して執筆に集中できる環境を整えましょう!

著者情報

アラサー既婚子持ちのデジタルマーケター「T.I」です。
デザイン,コーディング,ライティング,seo,広告運用,sns運用の全てを担当しています。
大学卒業後、新卒の就活でやらかし、新卒を捨ててベンチャーで未経験のwebライターのアルバイトとしてキャリアをスタートして現在はプライム市場上場の企業でWebマーケター(正社員)として働いています。
未経験なりの悩みもわかるつもりなので、皆さんの力に少しでも役に立てるように情報を提供します。

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