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データエンジニアを目指す大学生へ|学年別の学び方とインターンの選び方

  • 最終更新日:2026/10/22
データエンジニアを目指す大学生へ|学年別の学び方とインターンの選び方

大学生がデータエンジニアを目指すとき、いちばん戸惑うのは「大学の授業だけでは足りるのか」という点です。データエンジニアリングを独立して扱う講義は、大学ではまだ多くないと指摘されています。そのため、学部や学年に関わらず、自分で学ぶ範囲と順番を決める必要があります。この記事では、大学生のデータエンジニアを想定して、学年ごとの動き方、学部の違いの捉え方、インターンの選び方を整理します。

大学生がデータエンジニアを目指すときの前提

最初に押さえておきたいのは、新卒でデータエンジニアとして採用される枠は、全体の求人の中では限られることがある点です。そのため、希望職種に直接入る道と、システム開発やインフラの職種で経験を積んでからデータ基盤へ移る道の二本立てで考えると、選択肢が狭まりません。

大学の学びと実務の間にあるギャップ

情報系の学部でも、授業の中心はアルゴリズムやプログラミングの基礎、統計やデータ分析であることが多く、データを継続的に流す仕組みづくりを体系的に学ぶ機会は多くありません。実務ではデータが発生する元のシステムとつなぐ作業に価値があるため、授業の延長だけでは経験しにくい部分があります。このギャップを自分で埋める姿勢が、評価のポイントになります。

学部による有利不利はどこまであるか

情報系や理工系は基礎知識の面で有利になりやすい一方、文系や他分野の学部でも、SQLとプログラミングの基礎を自習して成果物を作れば、選考の土俵に上がれます。研究でデータを扱った経験や、ゼミでの調査データの整理は、学部を問わず材料になります。

学年別の動き方

1〜2年生は土台を固める

この時期は、プログラミングの基礎とデータベースの基本を押さえる期間です。具体的には、Pythonの基本文法、SQLでの抽出と結合、Gitの使い方までを目安にします。授業で学ぶ情報処理や統計は、後で基盤を設計するときの共通言語になるため、単位のためだけで終わらせないことが大切です。

3年生は成果物とインターンに手を伸ばす

夏から秋にかけてのインターンは、データを扱う開発に触れる貴重な機会です。募集の多くは3年生向けに出るため、それまでに簡単な成果物を一つ用意しておくと、書類選考で話しやすくなります。成果物は、公開データを取得して整形し、クラウド上のデータウェアハウスに貯めて、定期的に更新する流れが分かる形が目安です。

4年生と大学院生は志望先を絞る

就職活動の時期に入ったら、データ専任の募集を探すだけでなく、研修後に配属が決まる企業の配属希望やジョブ型の募集条件も確認します。大学院生は研究でのデータ処理経験を、再現性や検証手順の観点から語ると基盤職と相性が良くなります。

在学中に学ぶ内容と順番

学習の順序は、遠回りに見えても手を動かせるものから進めるのが近道です。独学でデータエンジニアを目指す手順にも共通しますが、大学生の場合は時間の取り方に特徴があります。

SQLを最優先にする理由

データ基盤の仕事では、テーブルの設計、集計、変換の多くがSQLで書かれます。まず抽出と結合、集計関数、サブクエリ、ウィンドウ関数まで読み書きできる状態を目標にします。

Pythonで取り込みと加工を書く

APIからデータを取得し、整形してファイルやデータベースへ保存する処理を書けるようになると、パイプラインの基本形が理解できます。分析ライブラリの学習に偏らず、取得、変換、保存という流れを自分で実装することを重視します。

クラウドとワークフロー管理に触れる

BigQueryなどのクラウドデータウェアハウスは、無料枠の範囲で試せる場合があります。AirflowやdbtのようなツールもチュートリアルやGitHubで試せるため、使い方を一通り体験しておくと、インターンで話が通じやすくなります。料金や無料枠は変わるため、利用前に各社の公式ページで確認してください。

インターンと就職活動の進め方

インターンで見るべき点

産学連携のインターンでは、dbtによるバッチ処理の実装やCI/CDの構築といった、授業にはない実務に近い題材が扱われている例が報告されています。募集要項では、扱うデータの種類、使うツール、メンターの有無を確認すると、得られる経験が想像しやすくなります。

新卒でデータ職に就けなかった場合の道

システムエンジニアやインフラ、バックエンドの職種で経験を積み、数年後にデータ基盤へ移る選択もあります。入社先を選ぶ際は、扱うデータ量や、データ基盤の部門があるかどうかを、会社説明会や面談で質問してみてください。

学部別のモデルケース

文系学部の3年生の場合

経済学部のゼミで企業の公開財務データを集計している学生を例にします。手作業で貼り付けていた表を、Pythonで取得して整形する処理に置き換え、SQLで集計できる形に保存するところまで作れば、そのまま成果物になります。ゼミの発表資料に、データの取得元と更新手順を図で添えておくと、基盤の設計に関心があることが面接官に伝わります。

理工系の大学院生の場合

研究で実験データや観測データを扱っている場合は、測定機器から出る生データの欠損や単位の揺れを処理した経験が活きます。解析コードの再現性を高めるために、環境構築の手順や入力データの検証を整えた経験を、基盤職の言葉で語り直すと伝わります。

就職活動での話し方

面接では、「データ分析をやりたいのか、基盤をつくりたいのか」を聞かれることがあります。ここで大切なのは、自分の経験の中で、集計より前の準備作業に時間を取られた場面を具体的に語ることです。たとえば、アンケートの表記ゆれを統一するのに想定以上の時間がかかった、といった実際の苦労が、基盤を整えたいという動機の根拠になります。

志望先が新卒で職種を固定しない企業の場合は、配属の希望を伝えられる時期と方法を確認しておきます。どの職種に配属されても、データベースやクラウドの経験は活かせます。

学生が見落としやすい注意点

ツール名の暗記に偏る

流行のツールを幅広く触れても、なぜそのツールを選ぶのかを説明できなければ評価されません。一つの題材を、取得から更新まで一通り作りきる経験を優先します。

学業との両立を崩す

単位を落としたり、研究が進まなくなったりしては本末転倒です。週あたりの学習時間をあらかじめ決め、テスト期間は一時停止するなど、続けられる計画を組みます。

次の一歩を決めるために

全体像をつかむには、データエンジニアになるための道筋が参考になります。日々の業務のイメージはデータエンジニアの基本的な役割で確認できます。今週のうちに、公開データを一つ選び、取得から保存までを一つのスクリプトで動かすところまで進めてみてください。

著者情報

アラサー既婚子持ちのデジタルマーケター「T.I」です。
デザイン,コーディング,ライティング,seo,広告運用,sns運用の全てを担当しています。
大学卒業後、新卒の就活でやらかし、新卒を捨ててベンチャーで未経験のwebライターのアルバイトとしてキャリアをスタートして現在はプライム市場上場の企業でWebマーケター(正社員)として働いています。
未経験なりの悩みもわかるつもりなので、皆さんの力に少しでも役に立てるように情報を提供します。

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